あなたの金融情報がここに!信用機関にはどんなデータがあるの?

あなたの情報が集まる機関

経済というのはお金で動いていると言っても過言ではありません。ゆえにお金の動きを把握する事は国単位で必要とされ、様々な情報が様々な機関で閲覧、保管されています。

私達の身近なお金が動く業種と言いますと、やはり金融業、特に現金を借り入れるキャッシングなどの貸付業はお金の流れとその情報の把握に厳格です。貸付だけでなくクレジットカードでのショッピングや携帯電話などの月賦料金なども金融業に関係しており、想像以上に私たちの生活に多く関係しているのです。

そうしたキャッシングの申し込みから利用までの情報が保管されているのはご存知でしたか?キャッシングを利用したという履歴は、信用貸付とも言われるカードでの借り入れに特に重要です。それが保管されていて、そして参照されるのが信用機関なのです。
(⇒カードによるキャッシングの特徴

私たちの金融情報が保管される信用機関

信用機関と言うのは、文字通り私たちの金融に関係した信用情報が掲載されている機関です。キャッシングやクレジットカードの申し込みの際にはここの情報を金融機関が閲覧する事になり、審査において大きな影響を与える事になります。

保存される情報としては借入状況ももちろんですが、実は申込み状況なども保存されています。だから短期間に何箇所も申し込むなどをすると申し込みの度に情報が増えてしまい、申し込みブラックと呼ばれる状況になって、審査に通過する事が困難になってきます。

そして残る情報としては、支払いの遅延と言った事故記録が大きな参考情報となります。一度くらい遅れても…と思うかもしれませんが、例え一度でも支払いが遅れれば事故としてカウントされますので、今後の申し込みに非常に不利になります。完済情報も残りますので、逆にきっちり払っているなら、今後の申し込みなどで有利にもなります。
(⇒ブラックリストの正体は事故記録?

保存される情報は無限というわけではなく、一定期間後に消去される事になります。例えば申し込みの情報であれば半年後にまた申し込むように、と言われる事から、早ければ半年で消去されます。しかし遅延や破産宣告といった重大な事故は数年単位で保管されているとも言われているので、それらの状態には事前にならないように心がけておきましょう。

自分の情報は開示できる

信用機関の情報は金融機関しか見れないと思われがちですが、自分の情報であれば開示して見せてもらう事が可能です。もしもキャッシングの申込みに何度も落ちるようであれば、自分の身辺整理の為にも一度見せてもらうといいでしょう。

金融に関わる事は自分でも記録しておけば、申し込みや限度額変更の際に役立ちますので、スケジュール帳や日記帳があるなら個人で覚えておくといいでしょう。

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