お金が無い時のキャッシングは間違い!?認識の違いが引き起こす問題
お金が無いという事
お金が無いというのは、誰もが一度は口にする言葉では無いでしょうか?もちろん立場によってその金額に大きな差がありますが、本当にお金が無い状態というのは、どんな状態なのでしょうか?
人によって様々ではありますが、お金が無いという状態で生きているという事は『自由になるお金が無い』という状態が多いでしょう。自由になるお金というのは主に娯楽などに使われるお金で、身も蓋も無い言い方をするなら、最悪無くても死ぬことは無いでしょう。
(⇒生活の為にキャッシングをするという事)
ですが、自由に使えるお金が無いといざという時に備える事もままならず、そんな生活を続ける事のストレスの負担もバカにはできません。そこでキャッシング枠で生活の幅を持たせる事が可能になりますが、そんな『本当にお金が無い状態』にてキャッシングを使ってしまっても、本当に大丈夫なのでしょうか?
キャッシングを使うなら最低限の余裕を確保
キャッシングというのはそもそも『一度に大金を用意する事は出来ないけど、月々に割って返済する事は可能な状態』である事を前提に与えられている枠と言え、つまりは返済能力があって初めて使う事が出来るとも言えます。
そして返済に充てられるお金というのは、つまりは最低限の生活費を確保したうえで、返済に回してもいいお金の事です。それすら確保できないでキャッシングを借りてしまった場合、どうなるでしょうか?
それは返済が滞る事を意味すると言っていいでしょう。そして返済が滞るという事は様々なペナルティが課せられ、キャッシングした事でその場凌ぎは出来たとしても、根本的な解決には至りません。さらに言えば、キャッシングという借り入れを増やしてしまった事で、返済の責任まで増やしてしまう事になるでしょう。
(⇒キャッシングはまず返済方法の確保を)
ですが、そもそも生活がギリギリな状態でキャッシングを作るのは難しいですし、キャッシングには誰でも返せるようなプランが用意されているのも事実です。例えばキャッシングの支払いのスタンダードとも言えるリボルビング払いなら、少額の返済なら月一万円以下の支払いから出来ますし、それにいくら余裕が無いと言っても家計を見直して節制などを心がければ、最低支払金額の確保くらいは成せるでしょう。キャッシングを頼る前にそうした家計の見直しを行い、まずは返済出来るか否かを判断してから借りるようにしましょう。
(⇒家計の見直しが作り出す返済プラン)
お金が無ければキャッシングは利用できない
お金が無い時に頼るのがキャッシングだと思われていますが、キャッシングにはあくまで返済がありますので、『今は』お金が無いけど返済は可能という状況でないと実質的に使えないと思った方が良いでしょう。
矛盾していそうに思えますが、それが矛盾では無くお金のバランスであると理解できるなら、キャッシングを使っても返済に困る事は無いでしょう。