キャッシングと貯金はどちらから使うべきか

どちらから使う？

キャッシングというのは、足りない手持ちを補う為に使うものです。例えば財布の中の現金以内で買える物の為に、わざわざキャッシングで借りて買う事に意味はありませんよね？

そこで気にしてもらいたいのが貯金の存在です。貯金というのはある意味ではキャッシングの借入枠に似ているとも言える存在で、手持ちには加えていなくても、引き出せば使えるお金という点では共通しています。

そんな時、良くある疑問で「貯金があるのにキャッシングを使う意味はあるのか？」というものがあります。確かに貯金は自分のお金、キャッシングは借りたお金という事で似ているようで全く違う別物です。今手元に無くとも引き出す手間をかければ両方使える、という場合にキャッシングを使う意味があるのか、気になりますよね。

貯金から出来れば使おう

使い道が無いとは言いませんが、基本的に十分な貯金があるとしたら、キャッシングを使う必要性は薄くなると私としては言わざるを得ません。理由としては先述した自分のお金と借りたお金という違いです。キャッシングで借りたお金というのは、どうやっても自分のお金にはならないのです。

貯金と言うのは貯めているお金であって、出来れば手を付けたくないと考えるのもよく分かります。ですが、そのお金を使ったとして、金利が発生する事はありませんよね？キャッシングは自分のお金では無いので、それは当然の事なのです。

従って、何か大きな買い物をする際に貯金で間に合うなら、結果として金利の発生が無い分貯金を使った方が後々で全く違います。いくら低金利でも貯金を使えば金利が無いのは当然なので、落ち着いて考えれば分かることですね。

ですが、キャッシングで今すぐちょっと足りない分を補う場合には、貯金を引き出すATM手数料よりも翌日返済する時に加算される金利の方が少ない場合があります。少額ではありますが、一日毎に加算されるキャッシングの金利を計算できているならお得にすることもできます。

キャッシングが必要無くなるという事では無い

そうなると「十分な貯金があるならキャッシングは必要ない？」と思うかもしれませんし、事実として十分な場合が多いですが、キャッシングが必要ないという事ではありません。貯金を使い切った後に急な出費がさらに重なった場合、キャッシング枠が無いとどうにも回らない場合がありますし、貯金では足りないほどの出費なら当然キャッシングが必要になります。

つまりは有用なキャッシングなら、貯金とは別に備えとして置いておけるという事です。保険と割り切って使わず置いておくだけでも悪い物では無いでしょう。
（⇒置いておける便利なキャッシング）