即日融資キャッシングと金利の関係について

キャッシングの利用ニーズがある人にとって、「即日融資」という表示、言葉は非常に魅力的に映ることでしょう。そんな利用者の心理をついて、ＣＭや広告で「即日融資」という決まり文句を前面に出しているキャッシング会社は多くあります。

この「即日融資」という魅力的な言葉、読んだ通り、申込みをしたその日に即、キャッシングが可能ということです。そもそも、キャッシングでは、申込みをしてから申込者に対する「審査」が行われ、キャッシングでお金を貸しても、きちんと返済能力があるかどうかを確認するために時間が必要となります。

即日融資は、前述したように、申込みのその日にキャッシングが可能となることを売りにしているため、審査にかかるような時間などは非常に短く設定されているわけです。つまり、じっくりと時間をかけて審査すべきところを、最低限の審査内容とし時間短縮を可能としています。

急にお金が必要となった利用者にとって魅力的な即日融資ですが、都合のいいことばかりではありません。デメリットもあることは、即日融資をうたったキャッシング商品を利用するに当たり十分に理解しておく必要があります。

前述したように、審査を短時間とするために審査内容は必要最低限の内容とするため、キャッシング会社には、審査自体にある程度のリスクが生じるわけです。つまり、きちんと返済してもらえるかどうか、という点で不透明な部分も負わなければいけません。

そこで、キャッシング会社は、リスクが増える代わりに金利を高めに設定するわけです。キャッシング会社は、お金を貸すという商品で金利を設定し、利益を上げなければいけないわけですから、リスクがあればそのリスクを回避するために策を講じる必要があります。

この辺は、急にお金を用立てたいという利用者側のニーズと、それに応えるべく商品を提供するキャッシング会社とのそれぞれの利益のバランスになります。お金に困るときは本当に大至急必要になりますから、そのような問題が解決できるならある程度の高い金利は仕方ないと考えるのが自然です。審査が通りやすいため、金利のことを受け止められれば比較的容易にキャッシングを利用できる、とも考えられます。

ただし注意しなければいけないのは、やはり金利が高い、ということです。返済しなければいけないことは違いないので、キャッシングを利用するからには、返済計画をきちんと立てるなど、計画性がなければいけません。