闇金業者に騙されない為に知るべきこと

決して借りてはならないお金

金融業界への知識が乏しくとも、マンガやドラマなどで一度は『闇金』という言葉を聞いた事があると思います。そうしたフィクションの中だと多少誇張表現も混じってはいますが、その恐ろしさというのは、概ね間違ってはいないのも事実です。

闇金融というのは文字通り、大々的にキャッシング業務を取り扱えない、違法性が高い金融業を営んでいる業者の事を指します。借金で人生が台無しになったという人にも、この闇金に騙されての被害があるというのは有名な話でしょう。

キャッシングを始めとしたお金の借り入れというのは、きちんとした業者から借りて、きちんと返せば非常に便利です。しかしお金に極端に困った人で正常な判断が出来なければ、途端に闇金の餌食になってしまいます。そうならない為にも、今回は闇金業者の簡単な特徴をお教えします。金融業への知識があればすぐに分かるような存在ですが、自信が無い方は騙される可能性は十分ありますので、しっかりと覚えておきましょう。

騙されてはいけない闇金業者の特徴

闇金と同じくらいに有名な言葉が『ブラックリスト』と呼ばれる概念です。ブラックリストと言えばどんな場所でもキャッシングが不可能という事と同義ですが、それも闇金業者にとっては好都合な存在です。闇金業者の多くは『ブラックOK！』という甘い言葉でお金に困った人から、さらにお金をむしり取ろうとしているのです。

また、優良企業と違ってテレビCMやインターネット広告を出しにくい闇金業者は、電柱といった場所に無断で広告を張り付けている事が極めて多いです。街を歩いていて電柱を何気無しに見たら『審査無しで即日融資！』などと書かれた広告を見た事はありませんか？審査がない時点で詐欺が確定しているようなものですが、そうした場所に貼られている広告も闇金と思ってもらって構いません。
（⇒優良企業からキャッシングしたいわけ）

他にも『融資を行う前に先に◯万振り込んでください』というルールがあるのも闇金業者です。当たり前なのですが、お金に困っているからキャッシングするのであって、先にお金を貰わないと貸せないというのは道理に大幅に反しています。万が一先に振り込んで借りれたとしても、その後は法外な金利が待っているだけです。絶対引っかからないようにしましょう。

ある程度金融知識があれば大丈夫

このように様々な手口で違法に儲けようとしているのが闇金融業者ですが、今回のご説明でもお分かりになりますように「よく考えてみればおかしい」という部分が多いのも事実です。お金に困れば心に余裕が無くなるのも分かりますが、甘い話には裏があるというように、真っ向から信じないようにしましょう。

借り入れ前に冷静になれば回避出来るのが闇金です。どんな場合でもお金が絡むなら、落ち着いて対処する事を心がけておきましょう。