キャッシング利用前に考えておきたい事

キャッシングを使う前のちょっと待った

キャッシングを申し込む前に考えたい事はたくさんありましたが、事前に考えておきたいのは申し込み前だけではありません。

キャッシングを申し込む前に本当に自分に必要か考えて、その上で申し込んだのならもちろん文句なんてあるはずもありませんが、だからと言って何も考えずに使って良いわけでもありません。上手に使えなければ一般的なキャッシングの悪いイメージ通りの結果になってしまいかねないのです。

そこで今回は『キャッシング枠を所持してから、本当にこんな場合でも使っていいのか？』という疑問が多い点について私なりに考えていきます。基本的にはキャッシングを便利に使う為に余計な事には使わないという事が前提ですので、あくまでも利用を制限する事を勧めているわけではありませんので、先にそこはご理解いただきたく思います。

まずは貯蓄を確認

キャッシングを使う前に気にして欲しいのが貯蓄の有無です。自由に使える借り入れ枠があるとどうしても忘れたり「貯金には手を付けなくない」という理由からキャッシングを使う方が居ますが、そこはまずは考えてみましょう。

気の持ちようという点が大きいとはいえ、キャッシングは使えば利子を含めた返済が発生します。ですが、貯金というのはあなたのお金ですので、引いて使う分に問題があるはずもありません。再び貯金する場合でもキャッシング返済と違って『一か月に最低○万円は返さないといけない』という制約も無く、自分のペースで余ったお金を操作できます。

そう考えると、困った場合に使うお金というのは必然的に貯蓄から切り崩した方が賢いと言えます。この場合だとキャッシングは余計な手間ばかり生みかねないのです。

本当に必要な出費なのか

これもまた価値観によって大きく変わるのですが、本当に借り入れを行わないと『生活に支障が出るのか否か』という事を考える事も大事です。人によって必要とされる額や物は変わりますが、基本的には衣食住に直結する事が生活に大きく影響を与えています。

例えば『ギャンブルでもっとたくさん勝負したいから、元手をキャッシングで引き出す』というのは、お世辞でも衣食住に直結するとは言えませんよね？ギャンブルに勝つ事で生活に余裕が生まれる可能性を考慮したとしても、失う物を考えると賢い選択とは言えません。

不要な借り入れはしないというのは、キャッシングを始めとした借り入れ全てに共通する鉄則です。

借り入れの残高を確認しよう

どうしようも無い場合はもちろん別ですが、借り入れを行う場合、出来れば常に借り入れ残高が無い状態が望ましいです。つまりは完済してから新たな借り入れを始めるという事ですね。

キャッシングの枠というのは、限度額内なら何度でも借りて返してを行えます。ゆえに返済途中に用入りが出来てしまっても、限度額までなら再び借り入れが行えるのです。

ゆえに、困ったらまずキャッシングを頼るようではいつまで経っても返済は終わらず、金利のみが増加し続ける事になります。慢性的にキャッシングを使っていると自分のお金であるという錯覚を覚える事もありますので、そこだけは絶対に勘違いしないようにしたいですね。

これらを理解しているならOK

こうして書くとキャッシングを使う前に考える事が多く、気軽に使えない物と思うかもしれませんが、そもそもお金の借り入れなので気楽に考えすぎるのも問題です。過度な楽観視が借金地獄に繋がるくらいの気持ちで臨むのも大切なのです。

今回お教えした事を理解した上で借りるなら、恐らく無茶な事はほとんどありません。有意義な用途にしっかりとキャッシングを活かしてください。