住宅ローンの利用は他のキャッシングの影響あり
お金は、生活して生きていくうえで必ず必要になってくるものです。さらに、お金があれば欲しいものも手に入るので犯罪も生まれるし、逆に人を助けてあげることも可能なものです。そんなお金を、「貸す」ということ、つまりローンやキャッシングという商品としていますが、魅力のあるお金ですから貸す方はリスクを負うわけです。
お金を借りるケースとして、住宅ローンは最も大きな買い物といえます。ウン千万円という借金になりますから、返済期間も当然長くなりますし、借入する時期によっては毎月の返済額も高めになります。審査にも通り難くなります。
一方で注意しなければいけないこと、また、もしかすると支障となってくることがあります。お金を借りるというのは、当然ですが「返す」ことが大前提です。言い換えると、返すことができる能力が認められないと、貸せないわけです。
住宅購入のためにお金を貸しても大丈夫か？といった住宅ローンの審査には、基準があります。毎月の返済額が収入の３分の１以下であり、借入する金額が年収の５～６倍以内、信用情報機関に金融事故の履歴が無い事などが基準となります。
ここで、注意してほしいのが、毎月の返済が収入の３分の１以下である、ということですが、この額には住宅ローンの他に既にあるキャッシングや自動車ローンの返済分も加えた金額ということなのです。
もう少し詳しく言うと、利用はしていないけど契約中のローンがあれば、３分の１の対象になってしまうのです。消費者金融に借入可能額が１００万円／年の契約をしていて、利用をしていなくても解約をしていなければ、最大１００万円借り入れているという想定（毎月４０，０００円の返済がある）で計算されます。
このように、お金を借りるという点では、貸す方もリスク回避のための条件が必ずあることを理解しておきましょう。住宅を購入しローンを組もうと考えているのであれば、予め、キャッシングなどの契約については解約し、または、完済してしまうことが必要ですね。
