キャッシング申し込みに滑り止め無し!?複数申し込みを控えたい理由
申し込みは焦りすぎない
滑り止めというと高校受験などの第二志望校への申し込みの用語として有名ですが、キャッシングなどの金融機関への借り入れ申し込みにおいても、似たような事を考える方がいらっしゃいます。
どうしても借り入れ枠が必要になってしまえば、一つだけ申し込んで落ちた場合、次に申し込んで結果が出るまでに必要なタイミングを逸してしまう事も考えられます。そうなった場合は多少金利は高くとも即日キャッシング可能な場所を当たる方がいいのですが、やはり審査が遅くとも条件が良いところに複数申し込んだ方が良いように思えるかもしれません。
ですが、その考えには大きな落とし穴が存在している事はご存じですか?困っている時こそキャッシングの申し込みは慎重に、同時に的確に素早く行う必要があるのです。その際に滑り止めという概念は捨てた方がいいのかもしれません。
複数同時申し込みのリスク
例えば条件が良かった金融業者が三社あった場合「この三社のうちどれか一つでも通ればいいんだから、三つともいっぺんに申し込む方がいい」と考えるかもしれません。それが受験ならいいかもしれませんが、キャッシングは金融関連の申し込みであり、より厳格に私たちを見ていると言っていいでしょう。
基本的に私たちのキャッシング申し込み状況は信用機関に記録されています。キャッシングの審査の際に申込書が届けば審査が開始され、その際には信用機関にあなたの情報を問い合わせる事になります。そんな時、複数社の申し込みが確認できれば、どうなるでしょうか?
一般的にキャッシング枠というのは、返済のアテがある金銭的に余裕がある方が好まれるのが条理です。そんな時に複数社に同時に申し込んでいるのが確認できたら「よっぽどお金に困っている」と判断されてもおかしくありません。お金に困っているという事は返済にも困窮する可能性があると判断されてしまい、結果として審査に落ちる、或いは不本意な条件での借り入れしかできなくなってしまうのです。
必要なキャッシング枠を作るには
キャッシング枠というのは必要十分な限度額が確保されているという事が、時にどんな条件よりも求められてきます。特にキャッシング枠が急いで必要な時はより良い条件が欲しいでしょうし、それで申し込みを焦って不十分な枠になってしまうのは本末転倒とも言えるでしょうね。
キャッシング枠は前もって用意する事が推奨されているように、困った時の為に余裕がある時に申し込む事も検討しておきましょう。