借り入れの為の借り入れは厳禁!キャッシングの目的を今一度考え直す
良くある危険な借り入れ
キャッシングの便利さというのは、キャッシングをどのように使うべきで、そしてどのようにして使ってしまうと危険かを理解して初めて扱えるものです。使っていくうちで慣れていく部分もありますが、最低限『こう使ってしまうと危ない』という事は事前に理解しておく事は大事です。
キャッシングをギャンブルに使ってしまう危険性に見られるように、キャッシングの悪い使い道として『何も生み出さない借り入れ』があります。これはどういう事かというと、『今必要なお金をキャッシングで補う事によって得られる物』があるかどうかという事でもあります。つまりは返さなくてはいけない金利も含めたお金で得られる物があったか否かですね。
難しく聞こえるかもしれませんが、要はその後の返済において「あの時に借りて払っておいてよかった」と思えるかどうかです。つまり借りる事で負担が増えただけでは意味がありません。そしてキャッシング自体が目的になった場合、それは不毛でしかなくなります。
キャッシングを返す為の借り入れは厳禁
それはどういう事かと言いますと、良く聞く『借金を返す為に借金をする』という事とほぼ同義です。冷静に考えればすぐに分かるかもしれませんが、これはとてつもなく不毛な行動となります。もちろんおまとめローンなどで借り入れを一本化するならこの内ではありません。
(⇒複数の借り入れを一本化するメリット)
例えばA社のキャッシングの支払いが間に合わないと判断して、その返済分を調達する為にB社で借りたとします。こうする事で確かにA社の支払いには間に合いますが、そもそも月々の返済は自分のお金でする事で進みます。A社は間に合ったとしても今度はB社に借り入れが出来て返済が始まる為、合計で見れば返済は全く進んでいません。
それどころか、金利の分だけ完済までの道のりが遠くなったと言えます。期日を守る事はキャッシングにおいて最重要ではありますが、それと同時に確実に完済する事があります。片方だけを守れば良いわけでは無く、双方を同時に行う事が返済をしていくという事なのです。
追い詰められそうな時こそ冷静に
借り入れを返済する為にさらに借りるというのはどこでも注意喚起が行われていますが、それでも無くならない負の連鎖であり続けるというのは、ひとえに追い詰められて冷静な判断が出来なくなっているからです。そんな時こそ落着き、自分の置かれている状況、本当に返済を進める為に出来る事をしっかりと思案しましょう。
キャッシングを重ねる事で得られる事は一切ありません。あくまで借りて返す事がキャッシングによって得られる事があると絶対に忘れないようにして下さい。