便利だからこそ忘れないようにしたい、キャッシングの扱う心構えとは
便利だからこそ気を付けたい事
キャッシングというお金の借り入れ方法が利便化していくにつれて、昔以上に私たちの生活において頼れる存在となりました。特にカードを利用しての借り入れは非常に手軽なだけでなく、いざという時に対応できる迅速さも兼ね備えており、無担保でも借りられるカードキャッシングは爆発的に普及したと言えましょう。
(⇒現代のキャッシングはカードで行う)
お金に関して立ち回れなくなるくらいなら利用する、ぐらいの気持ちでも扱えるキャッシングですが、便利になったからこその気を付けたい点もしっかりと存在しています。利便性というのは必ずしも良い面を生むとは限らないのです。
そして最も基本的な気を付けるべき点として、キャッシングのお金を『借りているお金』であるという事を忘れないという事があります。そんなのは当たり前と思うのもごもっともなのですが、便利になったからこそ再確認してもらいたいのです。
簡単に借りれるという事は簡単に使っていい事とは違う
まず最初に申し上げました通り、キャッシングがカードで、一度審査に通過すれば無担保で借りられるという点があります。これが魅力でもあると同時に、意識の低さを生みかねない、人によっては諸刃の刃になります。
カードで行うキャッシングというのは、借り入れの際には最寄りのコンビニのATMからでも引き出せる場合が多く、コンビニが24時間営業が当たり前となっている事もあって、事実上いつでも簡単に引き出せる事になっています。消費者金融で作ったカードなら無人の営業所でも引けますし、忙しい方でもかなり扱いやすいでしょう。
(⇒無人機でキャッシングしてみよう)
しかし、手軽にいつでも借りれるという事がいつしか『自分のお金を引き出している』という錯覚を生みやすくしているのも事実です。一昔前の証書貸付においては、担保の用意や窓口の相談の上でようやく借りれるという手間があって借りているお金という意識が強く働きましたが、銀行の預貯金から引き出せる感覚で借りれるキャッシングは、意識していないといつしか自由に使えるお金という、危険な勘違いを生み出すのです。
(⇒昔ながらの借り入れの証書貸付とは)
常に借りているという事を忘れない
ドラマなどで見るようなものは過剰な部分もありますが、いわゆる借金地獄というのは、こうした意識の低さから生まれてくる負の連鎖が大いに関係しています。逆に言えば収支管理がきちんと出来ている方なら問題ありませんし、むしろその手軽さを最大限に活かす事が出来ます。そうした方に向けて作られたのがカードによるキャッシングだと思っていいでしょう。
手軽だからこそ忘れてはならない事を今一度確認し、必要になれば躊躇なく使えるように備えておきましょう。