破産宣告はしない方がいい?最後の手段に安易に頼らない為に知る事!
最悪の場合を安易に選択しない
どんな状況でも最悪の場合を想定する事は大事かもしれませんが、だからといって最悪の場合の選択をあっさりと選ぶのはいけません。困った時こそ最善を尽くすべきなので、最後まで諦めない事が肝心です。
それはキャッシングなどのお金の返済にも同じことが言えます。借り入れ前に返済プランを想定しておく事は大事で、さらに言うなら払えない場合はどうなるか、を知っておく事も必要です。ただ、すぐに払えなくなったと諦めたり、払えない場合になるような行動を取るのは論外です。
(⇒キャッシングの返済プランは最初期に行う)
時折金融関連で目にする意見として「返せないようなら破産宣告をすればいい」というのを目にします。軽々しくそう発言する方もいらっしゃるのですが、おそらくそういう方はそうなるとどうなるかを考えていない、おおよそお金を借りるという事はどういう事かを理解されていないと思わざるを得ません。
破産宣告は本当に最後の手段
大げさに聞こえるかもしれませんが、破産宣告というのは、それをしないと命に関わる場合にするべき事であり、本当に最後の手段なのです。つまりは少しでも返せるアテがあるなら行うべき事ではありませんし、行う事で大きなリスクを背負う事になります。
まず破産宣告をすると、今後数年はまともにキャッシング枠を作ったり、ローンを組んで車などを購入する事が出来なくなります。これは破産宣告をしたという事で信用機関に記録されますので、いわゆるブラックリストの最も最上位、今後の借り入れに関して大幅なマイナスとなります。しかも本人だけでなく家族にまで波及する可能性もあるのです。
(⇒ブラックリストとは何なのか?)
さらに、破産宣告後は返済に少しでも充てられそうな財産、それになり得る物は全て没収されます。破産宣告をした人に残るのは、本当に生活をしていく上で必要な最低限の物のみとなります。文化的な生活が行える事はまずありません。
最後の手段に頼らないようにしよう
また、破産宣告は人生で一回のみが許されています。また借金しても破産宣告すればいいや…なんていう考えが少しでもある場合、今後はお金の貸し借りを一切行わないほうが、自分の為になるとすら言えるでしょう。
キャッシングを自分の返せる範囲で利用していれば、まず起きることがないのが破産宣告です。返せないなら借りないという基本を徹底して守るようにしましょう。